リラのはなし
大きいのがクレタンリラ(共鳴弦つき) 小さいのがクラシックケメンチェ、 ややこしいのが同じ楽器でもギリシャではクラシックケメンチェのことをポリテイキ リラというので共通した名前がほしいものだ。
実は小さい方のケメンチェ(リラ)の方が奏法は難しく、ガット弦での奏法(トルコ国内では主流)は泣けてくるほどでまともに音が出せるようになるまでに、じいさんになってしまいそう。
それでも小さいリラは昔の蓄音機みたいな素朴な音色と持ち運びの便利さが魅力なので、ガット弦はひとまず置いといてチェロの弦で代用しています。