イスタンブル滞在の目的はこちらの伝統楽器クラシックケメンチェの基本的な技術の講習を受けるため、ヴァイオリンよりも短い長さでピアノの鍵盤にはない微分音も含むオスマン古典楽曲とともに楽器の調整なども学んでおります。
ギリシャでもこの楽器はポリテイキリラと呼ばれコンスタンテイノープル時代から続く楽器として演奏されています。
トルコではガット(ひつじの腸)をつかい、ギリシャではヨーロッパの合理主義の影響かチェロの金属弦をつかうのが主流のようです。
ガット弦のほうが奏法の難易度は高いのですが、ぬくもりと深みがあるので時間をかけて学んでいけたらと思います。