ラオルー族の村でヘンプとシルクの融合した布があるとのことで、はるばるきたので。 明るい縁側でじっくり糸を検証しているとなんと私のパコールとフィルさんのサングラスをかけて奥からお姉さん登場
したので、みなさん大笑い。 この村は気候も温暖で人口は少ないのですが田畑は豊かなのでとてもおおらか、微笑みの里なのです。
よくよく糸をみたらヘンプではなく縦糸にコットンとシルク、横糸に本藍染のコットン糸で独自の技法を用いた布ということが判明。
いずれにせよ、手紡ぎのコットンの質は高く刺し子みたいに分厚くなる技法がとても魅力的なのでまずはサンプルを頼んでみることにしました。
彼らラオルー族は約800年前に中国から移住してきたとのこと、
どうりで温暖で広々とした土地に住んでおわれる。
モン族はもっと時代をくだって約300年前に同じく中国から移住してきたとききます
後発なのでサパのような谷間の平らな土地が少ない霧深いところに定住しているのでしょう。
気候にあわせてそれぞれの土地で栽培できる繊維も変わってくるのはとても興味深い。