今回は昨年からお世話になっているスワラジの衣服やかばんのパターンをお願いしている大ちゃんと一緒の旅でした。 これから衣服をともにつくっていく上でオーガニックコットンの原産地や草木染、縫製工房の空気を五感で感じてほしいという思いからこの旅にさそったのです。
慣れない異国のローカル食や長いバスでの移動、夜な夜なおそいかかる蚊に悩まされながら最終的にいきついた宿は水シャワーのみという過酷な環境にも負けずについてきてくれて感謝しております。
縫製において、タイは日本向けの縫製工場も多くラオスに比べて幾分も技術的に勝っております、
それでもラオスの草木で染めた生地をラオスで仕立ててみたいとの思いから、スワラジの衣服のほとんどは現在ラオスで作られています。
ボタンホールとボタン付け位置の指導や彼らに理解しやすいように現場でパターンを修正したりといろいろ煩雑なことはありますが、ラオスの人たちとともに作り上げていく喜びは格別なものです。
たまーに仕事上大雑把なときもありますが、いつでも微笑みを忘れないラオスの人々みたいに私もなりたいなあ。