こちらも昨年から準備をすすめていた大麻の頭陀袋のサンプル、
暮らしのなかで何ヶ月か使ってみて重いものをいれたときに肩にかかる負担をなくすべくベルトをやや太めにしてお財布、携帯電話などを入れる内ポケットを3つほどつけました。
頭陀袋のズダとはサンスクリット語のDhouta(払い落とす、棄てる)という意味、
煩悩を払い落として托鉢にまわる仏教僧が使っていたのがはじまりらしいので
断捨離という言葉をしばしば耳にする現代の時代精神にもかなうような簡素で実用を重視したバックにしあがりました。
こちらの生地は北タイのカレン族の村に大麻の糸を昨年持参して本藍と黒檀の実で染めて縞模様に織り上げた生地をつかいましたがほかにも少しばかり腰機織の特性を生かしたデザインを作っていきたい。