業者向けのお店やビルが立ち並ぶ浅草橋からほどちかいところにある
在日イラン人コミュニテイ?のペルシャ食材のお店、ダルビーシュッショップへ先日いってきました。
左奥に座して貫禄の白髭をたくわえて事務仕事にいそしむ方が店主のアムーハサン。
右手前で椅子にこしかけてテレビを見ているおじさんは、前回訪れたときにも同じ姿勢ですわっておられた。
とくにお店のことを手伝うでもなく、ただ存在しているという感じだが、店主のアムーにかわり
食材についての質問は主に彼が応えてくれる。
インド、パキスタン、バングラデイッシュ系のハラールショップ(イスラームの戒律にのっとった食材をおいている店)
とは趣をやや異なり、棚に陳列された乾燥ナッツや豆類、お茶などがとても見やすく整っています。
品をながめているといつでも、ペルシャ風グラスに入れられた香り高いアールグレイ茶とココナッツパウダーのふりかけられたナツメヤシをすすめてくれるのはとてもうれしい。
群馬のブラジル食材パン屋さんにいったときもそうでしたが、こうして日本にいながらも異国のとてつもなく
ゆるーい雰囲気にどっぷりとつかれるので、近くに来た際にはついついよってしまいます。
お店の神棚?にも
イスラーム教シーア派のイランの聖人とともに、なぜか日本刀が飾られているのも興味深い。
ちなみにダルビーシュとは某野球選手のことではなく、イスラム教シーア派の簡素で潔い生き方を貫く行者さんのことらしいです、ダルビーシュな生き方が私にもできるといいな。