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大麻の繊維とり

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とあるご縁で山へ麻の繊維をとりにいっておりました、
ご存知の方も多いとは思いますが麻には種類があり大麻(ヘンプ)、亜麻(リネン)そしてロープやひもによく使われる黄麻(ジュート)、芋麻(ラミー)があります、今回の繊維とり実験にはヘンプとよばれる大麻をもちいました。
古来大麻は日本人の暮らしにとても縁の深い、その繊維や穂の医薬用はもちろん茎や繊維をとる際にでるもしゃもしゃまでほんとうに捨てるところがないきわめて優れた植物でもあります。
糸が大好きな国産の麻繊維を作品に生かしていけたらどんなに幸せでしょうか。
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大麻の繊維をこそげとるにあたり、灰をいれたお湯でしばらく煮ることはとても大切、
皮がぬるぬるしてきて、つるっと繊維がはぎとれるのです。
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とった繊維を裂いて、撚りをかけて紐つくりの実験、美しく野趣あふれるとても丈夫なものができました
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今回の実験は芋麻(からむし)用の道具をつかいました、
まんなかにもしゃもしゃしているのがオグソ、ひどい名ですがこちらも昔の人は衣服の綿入れの代用品として使っておりまして利用価値が十分にあります。
そのとなりの白い棒のようなものは茎、こちらも炭にしたりと利用方法は無限なのです。

我々日本人の魂ときっても切り離せない大麻の繊維でのものつくりはこれからの私のミッションのひとつと心得ております。

最後に万葉集から昔、ラジオ講座でこの詩をきいたとき私の心を大きく揺さぶった一句を紹介します、

      あさで             あずまをみな
庭に立つ麻手刈り干し布さらす 東女を忘れたまふな 
常陸娘子(巻四-五二一)
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庭に立ててならべてある麻を干して水でさらす。こんな仕事をしている東の国(東日本)の女を忘れないでください。当時、麻は種まきから収穫、製布まで女性の仕事であった
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by swaraj | 2012-10-05 09:53 | | Comments(0)
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