ながらく更新できないでいた間、筆者はラオスへ行って前回に紹介したモロッコ羊のラップスカートなどを村の人々とともに日々製作しておりました。 いままでのジェラバ上衣(フードつきの貫頭衣)、手つむぎのタイパンツ袷なども縫い方に修正を加えました。 ラオスの人はとってもはにかみ屋さんが多いのですが、慣れ親しむまで少し時間がかかりますが、そんなところも日本人を似たところがあるように思えます。
ここでは、たたひたすらたくさんの手がさまざまな動きをしてくれるのでいつも滞在してともにものつくりに取り組みたびに感嘆します。
手しごとの中でもひときわ大変な労働はやはり色の濃い藍を染めることでしょう、
なんどもなんども、時には1週間かかることもあります、藍カメに浸しながら糸を繰りつつ手の平でぐいっと染料を糸にしみこませていきます。
七輪の上の大なべの中はやしの実の殻、間伐材が豊富なここでは燃料にことかかないようです。
このやしの実で独特の薄紅色の淡い茶色の染料ができます。 ジェラバ上衣の女性用のために染めてもらうつもりです
着いた当日のランチは川魚やありの卵のスープ、イナゴのフライなどのラオス伝統食をいただきました、
フレッシュな生野菜やハーブ、蒸し野菜もたくさん、主食はもち米です。